おめざ

思い出 第1弾 「おめざ」

母が幼い頃、一番好きだった言葉です。

父親の実家に遊びに行って、帰るときに必ずおばあちゃんがピンクの風呂敷に包んだお菓子を持たせてくれました。

「おめざに食べてね」という言葉を添えて。

クッキーだったり、フルーツケーキだったり、一粒ずつ包んであるチョコレートだったり。

普段食べてるのとは違うお菓子と、おばあちゃんの柔らかな声のトーンがとっても心地よくて。

でも幼稚園や学校では「おめざ」という言葉を使っている子がいなくて、いつの間にか我が家でも使わなくなってました。

ゆうべ急に思い出して伝えたくて。

投稿者 母

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